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自炊:自分が食べたいものを、自分好みに調理して、自宅で美味しくいただく。

繁桝「秘蔵酒を楽しむ会」令和6年(2024〜2025)一回頒布、第二回頒布品の感想。

繁桝「秘蔵酒を楽しむ会」令和6年 一回頒布、第二回頒布品

すでに空き瓶ですが個人的に忙しい毎日を送っていたので、感想を書く機会を逸してしましました。
この時期、第三回(最終)の頒布品が渡され、振り返りのために記入することにしました。

まずは、一回目頒布品の、「大吟醸壱火」と「熟成大吟醸」。

右が「大吟醸壱火」、左が「熟成大吟醸

紹介文はこのような記載です。

第一回頒布の紹介文

飲んでみた感想です。
大吟醸壱火」
繁桝さんのお酒にしては軽い感じでしょうか。
個人的な感想ですが昨年に比べると少し軽くなったような気がします。
なんででしょう、昨年はもっと重厚で芳醇な感じでした。
すみません、体調の違いもあったのかもしれません。

「熟成大吟醸
美味しいです。壱火と比べてうまみが濃いです。あと香りも芳醇。
私は同じ銘柄だと、大吟醸よりも甘みが濃い吟醸酒のほうが好みの場合が多いです。
この「熟成大吟醸」は大吟醸ではあるけれど、甘みうまみがしっかりあります。
でも、大吟醸だけあって大吟醸特有の淡麗感(香り)があります。
ちびちび、魚と合わせて飲みました。(すみません、写真撮り忘れました。)

次に、第二回頒布品です。
右から「吟のさと純米大吟醸」、「吟のさと酒母しぼり」、「吟のさと貴醸酒」。

第二回頒布品、「吟のさと純米大吟醸」、「吟のさと酒母しぼり」、「吟のさと貴醸酒」。

紹介文はこんなかんじ。

第一回頒布の紹介文

以下、感想です。飲んだ順に記載します。
「吟のさと貴醸酒」
こちらはアルコール度数15度ですが、もっと高く感じました。
こちらも香りが強く、香りが高い感じ。
少しフルーツ感があり、ほんの僅かですが蒸留酒のような香りがありました。
独特です。
こちらは、モツ鍋に合わせました。

「吟のさと貴醸酒」にモツ鍋

 

「吟のさと酒母しぼり」
初めて口にしたときの感想は、九州弁で「こりゃ、タマガッタ!」でした。
まるで白ワインです。
でもよく味わうと日本酒。甘く、果実のようなすっぱみがあり、甘い白ワインのようです。
ほのかに米と麹から作った甘酒のような香りもします。
肴は、酸っぱみのあるシメ鯖が合うと思う。女性だとタイのカルパッチョでしょうか。
アルコール度数は9度と低いですが、香りもあるし飲み応えもある、13度ほどのワインと変わらない感じ。
日本酒だと度数が高いと敬遠する人に合いそうです。もし販売されたら買うだろうな。
いろいろ考えさせられるお酒でした!
あとで、酒屋のお兄さんから聞いた話ですが、評価は賛否両論あったようですが、私は肯定派です。
新しいことにチャレンジしていただき、新しい味を体験させてほしい。

参考(Search Labs | AI による概要より):酒母しぼりとは、日本酒の仕込み前の酒母(しゅぼ)を搾った日本酒です。本仕込みでできる量と比べて少量しか採れないため、貴重なお酒として知られています。【特徴】甘口の白ワインのような甘さと酸味、なめらかな米の旨味、アルコール度数は低め、軽い口当たりで飲みやすい、 チーズ料理との相性抜群。

「吟のさと純米大吟醸
繁桝らしい、芳醇な甘みとうまみが味わえます。
香りもフルーティ、大吟醸にしては、甘みとうまみが濃い感じ、新種だけあってフレッシュさもあります。(実は、飲みながら書いてます。)
繁桝ファンのわたしはクイクイいけます。
上の2つと比べると日本酒大吟醸の王道といった感じでしょうか。

参考(Search Labs | AI による概要より)貴醸酒(きじょうしゅ)とは、日本酒を仕込む際に仕込み水の代わりに清酒を用いて造られる甘口の日本酒です。
【特徴】濃厚な甘口の風味が特徴で、シェリー酒のような香り、貴腐ワインのような濃密な甘さがあります
ビター感のある重厚で複雑な味わいが特徴です。甘みのわりにさっぱりとした後味があります。熟成させることで甘味がふくらみ、さわやかな酸味や、レーズンやナッツを想わせる熟成香も生まれ、高級感が醸し出されます

(今回去年にくらべて、料理に合わせたときの写真を撮ってなかったのが悔やまれました。言葉だけだと、どうしても伝わりにくい。)

最後に、第三回頒布品の、大吟醸生々しずく搾り」

第三回頒布品「大吟醸生々しずく搾り」

紹介文はこのような記載。

第三回頒布品「大吟醸生々しずく搾り」の紹介文

山田錦精米歩合40%まで磨いた、しずく搾りの日本酒とのこと。
紹介文では、以下のように記されています。
「蔵人がワザと情熱を注いで醸した逸品。色、味、香り、のどごし、全てに最上クラスを目指した。」
かなり、気合が入ったひと瓶のようです。
はたと気が付いたのですが、今回の1本は擦りガラス製の瓶です。
極力外部からの刺激を減らし、お酒本来の味をあじわってほしい気持ちが伝わって来ます。
さ〜、何を肴に飲もうかな?
飲む方も気合が入ってきました。以上にあげたお酒はすべて要冷蔵。
この時期の寒い廊下の暗いところに保管しておきます。

おりを見て、最後の一本の感想も記したいと思います。

2025.3.6追記:「大吟醸生々しずく搾り」を博多風水炊きとイカの刺身で楽しみました。詳細はこちらです。

japanese-home-cooking.casuallys.com

そのほか、第三回頒布とともに、酒蔵見学会の入場券もいただきました。

酒蔵見学会の入場券

今年の春に開催されるようです。(会員限定と記載がありましたので、いらぬ混乱を招かないよう開催日は隠させていただきました。)
どうやっていこうか、奥さんと行ってみるのもいいけど、両方とも飲みたいだろうし、、
どうやって行こうか。

そのほか2。
酒蔵見学会の入場券の写真の場所が気になって、GoogleMapで探すとありました、写真と同じ場所。

八女市福島八幡宮周辺のGoogleMapのストリートビュー

高橋商店さんの近く、福島八幡宮という神社の表通りのようです。
周辺は、「八女福島商家町 重要伝統的建造物群保存地区」という地区らしく、昔ながらの景観が保たれているようです。
酒造見学会の前後で散策するのも楽しそうです。

高橋商店さんのストリートビューはこちら。

高橋商店さん周辺のストリートビュー

一度、行ってみたいです。

そのほか3。

衝撃的だった、「酒母しぼり」。市場にだ回っているかというと、、
種類はすくないですが、ありました。

[rakuten:yamaguchikaiseidou:10008223:detail]

貴醸酒はというと、結構市販されているようです。

 

 

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