最近、春ににちなんだものが手に入りやすくなりました。
今回は、旬のものを使って晩御飯にしました。
まずはコノシロ、旬は冬らしいのですが、産卵のために近海に戻ってきたものが安く手に入ります。スーパーで安く手に入ったものを多めに購入しました。
(個人的には、刺身で1,2を争うぐらいの美味しいと思っている魚です。)
スーパーで「刺身用」で販売されていても少し心配なので、酢で締めることにしました。
コノシロを三枚におろして塩を振り、冷蔵庫で寝かせます。
数時間寝かせたコノシロの塩をとり(水洗いして)、よく水を切ってから、酢、砂糖、だし昆布を混ぜたものに浸けます。我が家では、隠し味にレモン汁(市販のものでOK)を加えます。
味が薄いようなら、塩、砂糖を追加します。 (味が薄く感じれば塩を追加、旨味が足らないようだと砂糖を追加)
酢に一晩寝かせれば完成です。
程よく油の乗ったコノシロが、晩酌にもってこいです。
次は、筍。
今年は豊作なのか、いろんなところから筍をいただきました。
煮物ばかりで飽きたるので、メンマにすることにしました。(いつもは、梅雨前に取れる和竹を使ってます。)
まず、一口大に切って、油で炒めます。油はごま油かその他のでもOK。
次に、調理酒、醤油、砂糖、みりん、鶏ガラスープの素で味付けします。唐辛子はお好みで。
水気が足りないときは、少しだけ水を入れ、煮るような、炒めるような感じで火を入れます。
調味料の量は、いつも私は目分量ですが、目安はこんな感じです。
まず始めに調理油を入れます。(旨味のもと。)
次に、同じ分量か、少なめの醤油。
醤油と同じ分量(か少なめ)のみりん。
次に、鶏ガラスープの素を(塩コショウを入れる感じで)入れます。
多い、少ないは、以下の感じで調節です。
・旨味が足りないとき:調理酒を追加
・塩味が足りないとき:醤油を追加(塩を追加)
・コクが足りないとき:みりんをを追加
・甘みが足りないとき:砂糖を追加
・ダシの旨味、風味、香りが足りないとき:鶏ガラスープの素(粉)を追加
(火が強いときは、一旦火を弱めるか、火を停めて味付けに専念。)
こんな感じで、味を調整します。あくまで最初は少なめに入れます。
多めに入れすぎると、修正が難しいです。
(※塩辛くて、苦いときは塩分過多なので、一か八かでスープを捨てて、水で薄めます。)
次は、わらびのナムル。
これも、いただき物のわらび。前の日に、ごく微量の重曹と熱湯に浸けて、アク抜きしたものです。 重曹が少ないほどわらびの味と粘りが味わえます。
アク抜きしたわらびを油で炒め、そこに調理酒、鶏ガラスープ、醤油を入れていきます。
火を通すと、わらびのナムルの完成。 だいぶ少なくなりましたね。。。
原因は、鶏ガラスープを入れすぎて、塩味が効きすぎたようです。
鶏ガラスープを入れた後、わらびの茎がみるみる細くなっていきました。
慌てて、スープを取り除き、水で薄めましたが、ワタシ的には失敗です。(冷蔵庫で一晩寝かせると、味が馴染んで粘りも復活しましたが、もう少し生っぽい食感にしたかった。)
次、リベンジです。
参考にさせて頂いたレシピはこちら。
レシピを見れば美味しい料理が作れる便利な時代です。
閑話。
私の生まれ故郷では、昔コノシロの姿ずしが食されていました。(今でもそうかも知れません。) お盆、正月などではよく出されていました。
当時小さかった私は、その姿と生臭さから、ひとくちも食べることが出来なかったものです。
当時のおばちゃん(親戚)たちは、頭の部分も文字通りむしゃぶりついて食べていたイメージがあります。
あの当時のおばちゃんたちの魚好きには、どうやっても勝てそうもないなぁ。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kono_shirono_sugata_zushi_kumamoto.html)