冬になると、水炊きが食べたくなります。 それと、とりの肝煮も。
近所の料理屋さんで食べたとり肝煮が ぷるぷる、ふわふわで、忘れられずにどうしてもウチでも味わいたくなりました。
何度か、試行錯誤して居酒屋さんのようなプルプルのとり肝煮を作ることが出来ましたので、紹介したいと思います。
材料は、生の鶏肝、にんにく、しょうが、しょうゆ、調理酒、唐辛子 です。
まずは、下準備です。
下の写真は切り分ける前のとり肝とハツです。写真右側の2個が肝、左側がハツ(心臓)です。
とり肝とハツを2cmほどに切り分けます。火が通りやすくするため、小さめに切ります。 切り分ける時に、肝の血管に血の塊などがあるので、冷水で洗い落とします。
ハツは、上の白い部分(脂肪)を切り落とし、食べやすい大きさ(2、3cm)に切ります。
次は、臭み消しのため、とり肝を湯通しします。
臭み消しのにんにくとしょうがを一緒に煮ます。今回はにんにく、しょうがを買い忘れたので、チューブで代用です。
まずは、水ににんにくとしょうがを入れ、沸騰させます。
水が沸騰したら、下処理したとり肝を入れます。(このとき、火は強火。)
30秒ほどでとり肝を鍋からザルに移します。
湯通しした、とり肝が冷めないうちに、味付けです。
鍋に、(同じ量の酒と醤油と水、唐辛子1/3と、大さじ2、3杯ほどの砂糖を入れ、沸騰させます。量は、肝のかさの半分くらいまでです。(このとき、まだ肝は入れてません。)
本来ならここに、先程の臭み消しのときに入れていた、にんにくとしょうがも一緒に入れます。今回は、チューブで代用です、ニンニク多め。
このとき、火は極力強火です。下の写真のように泡立つぐらいが目安でしょうか。
ここに、湯通ししたとり肝を入れます。
全体に火が通るよう、肝が潰れないように何度か軽く混ぜながら、5分ほど煮ます。
この時も火は強火です。短時間で火を通すことで肝を柔らかく仕上げます。
火が通ったら、とり肝煮の出来上がりです。
強火アンド短時間で煮たとり肝のプルプル感がたまらなく美味しいです。
今回は、別に鶏の水炊きを用意していたので、
水炊きといっしょにいただきました。
今日も、ご馳走様でした。