週末を美味しく japanese home cooking

自炊:自分が食べたいものを、自分好みに調理して、自宅で美味しくいただく。

2022.11.27:博多風水炊き

寒くなって来ると、水炊きが食べたくなります。 
作り方は簡単。鶏肉と野菜を食べやすい大きさに切って、鶏肉は1時間半煮てスープを作る。
用意する食材は以下のとおり。
骨付きの鶏肉(たくさん)、キャベツ、他は一般の鍋に入れる具材(しいたけ、豆腐、糸こんにゃくなど)
私が使うのは、骨付きのもも肉と、手羽元。
骨付きなのは骨から良いスープが取るためです。手羽元以外には、手羽先、鶏ガラ(骨付きのセセリ)などがありますが、手に入りやすく味が濃いと思ったのが、手羽元でした。

用意した鶏肉(4人前)

鶏肉は鍋に入れる前に、出刃包丁などで骨を割ってスープが取れやすくします。
お鍋は土鍋がオススメと思います。土鍋のほうがスープにコクがあるような気がします。

鍋に入れた鶏肉。鍋は土鍋がオススメです。コクが増すような気がします。

お鍋に鶏肉と、水をヒタヒタより多めに入れます。(蒸発する分を計算。)
私はスープが多く飲みたくなるので、少し多め水を入れてしまいます。

水炊きの準備、骨付き鶏肉を水から煮ます。

鶏肉を煮てゆきます。火加減は中火と弱火の中間くらいでしょうか。
ゆっくり煮て、骨からお出汁を出させます。

沸騰したらアクが出ます。

沸騰したら、アクが出るので、アクを取り除きます。
アクを取ったら、1時間半煮ます。 吹き出さないよう、水が肉を少し揺らすように、1時間半煮立たせます。
イメージとしては、下の写真のようでしょうか。沸騰した泡で肉を揺らす感じ。

フタをした状態。

沸騰した泡でお肉を洗う感じでしょうか。これより温度が低いとスープが鍋の中を回らないし、これより温度が高いと、吹き出してしまします。
(ガラス製の蓋があれば判りやすいですが、土鍋のフタだと見えません。ウチでは経験上、一度沸騰させ、フタを斜めに置いて、トロ火にするとこの状態を維持できました。自分の家の火加減があると思います。)
鶏肉を煮ている間に野菜を切ります。
博多風水炊きには、キャベツです。ほんと、この水炊きだと甘くて美味しいです。
他には、しいたけ、えのき、春菊、豆苗、人参と大根のスライス。

水炊き用の野菜、他に豆腐と糸こんにゃく

1時間半煮た後がこちら。

1時間半煮た後水炊きスープ。

いい感じに、白濁していますね。
土鍋で煮た方のスープを湯飲みなどに取って、スープだけを楽しみます。
土鍋で減った分のスープはもう一方のスープを継ぎ足します。お肉も後で食べます。

水炊きのスープ。

スープには、塩と小ネギを入れます。(塩を多めに入れたほうが美味しいですが、入れすぎ注意です。)
次に、お肉だけをぽん酢で楽しみます。(醤油+ダイダイであれば最高です。)

出来上がりの画

お肉を楽しんだら、キャベツ、豆腐、糸こんにゃくを入れてスープを染み込ませて食べます。
最後に他の野菜と、もう一方の鍋に残った鶏肉を楽しみます。
今回は、昨年、一昨年の写真を使用しました。今年も食べたいな。